皆様、初めまして。小3と3歳の兄弟育児に奮闘中のフリーランス企画・PRの岡村紘子です。「ママ、はたらく、おもしろく」をビジョンとしつつも、ゆるく無理なくイベント企画を楽しむ『面白ワーママ企画社』の発起人をしております。
今年1月、昭和のスナックを模した映像の配信、収録のためのスタジオ「ヒマナイヌスタジオ神田店」にて、新春スペシャルイベントとして2人のメディア編集長による『昼呑みスナック〜ケイコとノリコ〜』を開催しました。
昼呑みスナックのママは、『働く女子と罪悪感「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる』(集英社)を上梓されたBusiness Insider Japan統括編集長の浜田敬子さん(以下、敬子ママ)。

お店の常連さんとして、浜田さんの最強のママ友・レタスクラブ編集長の松田紀子さん(以下、紀子さん)がやってきます。

そしてお店には、子育て、仕事、夫婦関係、会社の人間関係…いろんなモヤモヤを抱えるマレキュール世代(30代〜40代)の悩める女性たち。
昼呑みスナックでは、敬子ママと紀子さんの軽妙なトークと参加女性たちの本音が飛び交い、子育てや仕事の話題を遥かに超越した深い生き方の話題で3時間超の大盛り上がり。さて、そんな笑いと涙の昼呑みスナックとは、いったいどんな場所なのか?当イベントは、ライブ配信も行い、最後に動画のご紹介もさせていただいています。
今回は、その一部の様子をダイジェスト版で、岡村がレポートします。

目次
・最強のママ友!ダブル編集長同士の会話とは
・気になる二人の出会いは産院!?
・敬子ママ復職で紀子さんノイローゼに!?指折り数えた復帰までの日
・ワーママの罪悪感、どこから来るの?
・夫婦の家事シェア。ちょうどいいバランスは?
・イベント後記
目次
最強のママ友!ダブル編集長同士の会話とは
ワーママが集い、疲れを笑い飛ばして元気になる場所『昼呑みスナック』今日も常連のお客さんがやってきましたよ…
最近、私はほとんど飲んでないのよ。
そうだ、紀子さん12月に映画のファンブックだしたでしょ?映画「カメラを止めるな!」の。
月刊誌(レタスクラブ)作りながらでしょ?大変じゃなかった?
ファンブックの私の担当ページそんなに多くなかったけど、編集長として全体は見てたから、最後はさすがに大変だったね。
でも、大好きな映画のファンブックに携われるなんて一生に一度あるかないかでしょ、熱量があったんだよねー。やっぱり片手間じゃできないよ、熱量と情熱がないと。
気になる二人の出会いは産院!?

敬子さんに育てられたら塾に通って受験する子に育ち、私に育てられたら野球しかしない子に育ち、ほんと両極(笑)。
1日3時間歩きなさいって言われて。最後の方は心を入れ替えて歩いたよ。
私たち二人、すごく怒られたこと覚えてる?
児童館で明らかに浮いているママ同士だったのよ。家が隣駅だったのもその時に知って。
あの時、声をかけてくれなければ、この関係にはなってなかった。
職業がこんな感じ(当時、敬子ママはAERAの副編集長、紀子さんはコミックエッセイの副編集長)だから、意気投合して、毎日、敬子さんの家に行って、入り浸っていた。
紀子さんと美容師のママと3人で集まって、楽だったねー。
敬子さん復職で紀子さんノイローゼに!?指折り数えた復帰までの日
産後8ケ月で敬子ママが復職し、残された紀子さんの喪失感は相当なものだったようです。
あとは、親子で参加できる演劇ワークショップに参加したりしてた。情熱を持て余していたよ。
それで、自分でエルゴをアメリカから直輸入してさ。エルゴの伝道師みたいになってたよね(笑)。
マクラーレンもそう、敬子さんの影響力凄くて、オシャレしたいママが、みんなマクラーレンに買い換えた(笑)。
ワーキングマザーの罪悪感はどこから来るの?
続いて話題はスナックに参加しているママたちに。
浜田さんの著書のテーマでもある「働く女性の罪悪感」について、掘り下げていきます。
家事って、自分のペースでやるタイミングがあると思うんですけど、夫はすぐに洗いたい派なんですよね。なので、「今やろうと思ってたのに!」と思うことはあります。
もしかした、夫は気にしないかもしれない。なのに、「女性だから」って自分が気にしてる。親や世間からの刷り込みなのか昭和の刷り込みが自分の中にある気がするのよ。
そのイラッとした感情溜まらないの?
夫が自分で選んだことだし感謝しているのだけれど、夫のキャリアを応援できているかというと負い目はやっぱりある。
夫婦の家事分担、ちょうどいいバランスはあるのか問題
そして、共働き夫婦の超重要議題「家事シェア」へと話題は移っていきます…
そんな家庭の夫側の話が聞くも涙で。。。
「一生懸命やっているのに褒められない。」
「妻側のやり方を押し付けらる。」
「かならず、ディスられる。」
「詰問からはじまる。」
なんだって。
夫側は、良かれと思って頑張っているんだけれど褒められたためしがなくて、いつも怒られるから、どうせ怒られるんだったらと思ってやらなくなるんだって。
怒りと共に言われると、頑張ろうって気持ちが萎えて「もう、いいや」ってなっちゃう。
家事も得意分野を分けて担当した方がいいかもね。「まかせた」と。
部下やチームメンバーだと思えばいいんだよ。「あんたさー」とは言わない。育成だよ、育成。
(一同、深く頷く)
それでは次回、またお会いしましょうね。
イベント後記
初の開催『昼呑みスナック〜ケイコとノリコ〜』、敬子ママと紀子さんの旧知の深い関係や、それぞれが出産後から様々な葛藤と向き合いながら仕事の最前線を走り抜け、「いま」を生きているその様子が伝わりましたか?
『昼呑みスナック〜ケイコとノリコ〜』は、背中を押して勇気付けてくれる優しい空気に溢れていました。働く子育て女性にだって、行きつけのお店(スナック)は必要です。
あなたのお悩みに、敬子さんと紀子さんがお答えしていく昼呑みスナック。「罪悪感ポイ捨てラボ」として、この春コミュニティに生まれ変わる予定です!
最後に、当日の様子をヒマナイヌスタジオに設置された機材で撮影した動画についても公開していますので、更にスナックの空気感を知りたい方は、ぜひ動画で敬子ママとのやり取りをのぞいてみてくださいね。
次回の開催が待ち遠しいですね!それでは、またどこかの街角で、お会いしましょうね。