ロールモデルに囚われない私 #08 未来思考プランナー|横田麻里子さん

最近、子連れで行けるワーママ向けイベントが増えてきましたが、イベント会場で知り合った方と、ググッとお近づきになれることはそう多くはないと感じます。自分か相手が、何かしらのアクションを起こさない限り…。

最近、あるイベントで知り合った横田麻里子さんは、「とあるご縁」を自らの力で「自分にとって大切なご縁」に変える力を秘めた方でした。ご自身の内側からとてつもないエネルギーが溢れていて、思わず2回目にお会いした日に、【Molecule(マレキュール)】でライターをしませんか?とスカウトしたほど(笑)。今月から新たに【Molecule(マレキュール)】ライターとしてジョインしてくださる横田さんにパワフルな活動力の源についてお話を伺いました。

横田さんは、4歳+1歳の二児の母で現在は2人目育休中。

「死」を意識することで「今」を充実させる

――育休中も、ママボラン(パーソル主催)やMIRAIS(育休中のママコミュニティ)など様々な活動に参加されて、とても忙しいのでは?そのエネルギーの源は、何でしょう?

ちょっと変な話になっちゃうんですが、4歳の頃に友だちから手相を見てあげると言われ、「まりちゃん16歳で死ぬよ」と言われたんです。そのことがきっかけで「死」を認識し、後悔しない人生を送るように常に意識するようになりました。実際の16歳の誕生日は何事もなく過ぎ、学生時代も会社もほぼ皆勤賞で現在も問題なく元気に過ごしておりますが(笑)。

でも、16歳の誕生日を過ぎた後も、どこかしら常に「死」を意識しているような気がします。「自分の人生は、ずっと続くとは限らない。明日、”死”がやってくるかもしれない」と。「日常は決して当たり前ではない」と思うんです。具体的には、「やりたいなー。でも忙しくなりそうだなー。でも、やっぱり気になるなー。」というような悩みを抱えた時、「やらなかった後悔をしたくない」と考えます。

逆説的かもしれませんが、「死」を意識すると、「今を充実させたい!」というエネルギーが生まれるような感じですかね。

中学の時に、親の仕事の都合で転校したんですが、転校当初いやなことがあって通うことが辛かったんです。毎日「もう行きたくない!」と思っていましたが、今日行かなかったら、私は自分の性格的に、きっと明日も明後日も行けないだろうなと分かっていました。

帰り道に泣きながら、「中学を卒業する時に、私は自分の卒業文集にどんなストーリーを書きたいか」を考えてみたんです。「色々あったけれど、この中学校に転校してきてよかった」と明るいストーリーにしたいなと思うと、奮い立たせることができ、休まずに通えました。実際にその通りに卒業文集にも書きましたし、今でも定期的に会う仲良しの友達もできたので、転校してきてよかったと思っています。

「ワクワクした未来」を描くことで、「今現在の辛さ」の質が変わりますただ辛いものということではなく、自分の目指したい未来に向かった歩みになる感じです。

趣味は「人生計画」!!

――目の前の「今」を、ちょっと先の「未来」を含めて俯瞰的に見るっていうことですかね。コーチングでもよく使う、未来思考というやつですね。子供の頃からそうだったというのは、すごいと思います。

そうそう、周りからはちょっと変わってると言われますが、趣味は「人生計画」なんです(笑)ワクワクする未来を計画して、今を充実させながら過ごす、、という。

学生時代から、「付き合うなら将来結婚して、幸せな家庭を築ける誠実な人」と決めて付き合う相手を選んでいたし(あ、初めてお付き合いした今の夫です。笑)、子どもが生まれる前に家を購入したんですが、将来2人子どもが欲しいなということを盛り込んだ間取り選びをしました。もし、子どもにご縁がなかったら、子ども部屋ではなく趣味部屋として活用しよう!というプランBもちゃんとイメージしていましたけどね。

――ほほぅ。趣味が「人生計画」とは、すごいですね。計画的に今を過ごすというのは、今を充実させるにはとても効果的だと思いますが、「生き急いでいる」というわけではないんですか?

うーん。。。日々余裕なく焦っているわけではないので、生き急ぐというのは、ちょっと違うのかなと思います。

確かに、よく「バイタリティすごいねー!」と言われますが、なんでもかんでもやりたいことを片っ端からやりまくっているわけではないんです。

いつ最期を迎えるかわからない人生ですけど、長期的な自分の人生の大きなテーマを持って、その方向へ向かって一歩ずつ歩みを進めている実感はあるんですよね。

例えば、この育休中に「整理収納アドバイザー1級」の資格を取ったんです。私は編集者なので、一見すると「全然違うジャンルでは?」と思われるかもしれませんが、ちゃんと意図があるんです。人生を充実させるために、特にワーママにとって、時間はとっても大切!「家の中でモノを探している時間がもったいない!」→「探さなくて良い仕組みを作ろう!」と考えたのです。

――確かに!それは、重要な観点だし、私も学びたいです(笑)。

“整理”は、自分の周りにあるモノ一つ一つと向き合って、「自分にとって必要なものか?」という判断をしながら仕分けていくんですよね。そういう、目の前の「今」とじっくり向き合うことで、目指したい「未来」に近づいていけるのかも。

実際、整理収納アドバイザーの資格を取得して家を整えたら、本当に散らからなくなったんです。以前の私は、「子どもたちが小さいうちは、家がスッキリしていなくても仕方ないかも。。。」と思っていたんですが、手に入れたかった未来がちゃんと手に入りました!

今では4歳の娘も自分でしっかり片づけられるようになりましたし、私も整理収納の知識のおかげで「モノ」だけでなく「時間管理」や「思考」も整いスッキリしました!

自分らしい人生を作っていくための習慣

――育休中に、コーチングを受けられたり、ボランティアに参加したり、資格取得までされていらっしゃる横田さん。これからの抱負をお聞かせください。

色々と模索中の日々ですが、私にとって家族が何より1番大切!私が毎日「ごきげんママ」としてニコニコ過ごすことが、家族や周囲のハッピーにつながると思うんです。私は、子どもたちを保育園に送り出す時に、「お母さんも今日一日、お仕事を楽しんでくるから、あなたたちも楽しんでね!」と笑顔で言いたいんですよね。

そのためには、どんな仕事をどんな人たちとやっている状態を目指すべきか。この育休中に、さらに何段階も深く自己分析をしました。コーチングやボランティアへの参加もその一環。そうした育休中の活動の中で、「やっぱり私は人に会うのが好き」だという確信を深めることができました。

今は、「現在4歳の娘が小学校に上がった時に、こんな風な働き方でイキイキ働いていたい!」というイメージの輪郭がはっきりとしてきたので、その未来に向かって今日をどう過ごすか、優先順位をつけながら日々計画を重ねて生きています!

仕事も、育休も、子育ても、「なんとなく」過ごせば、なんとなく過ぎてしまうかもしれません。しかし、自分の中で目指したい未来を描き続けることで、「今やりたいこと」がみえてくるので「今」をさらに充実させることができます。

予測できず計画通りにいかないことが人生の面白いところですが、「人生計画」をして逆算して考えると、同じ状況でも視点が変わり、捉え方や考え方が変わります。

仕事や育児でモヤモヤしている人の気持ちをラクにしたり、背中を押して前向きな気持ちにしたりするお手伝いもしたいという夢もあるので、【Molecule(マレキュール)】では「未来思考プランナー」という視点で記事をお届けしたいと思っています(拝命されたこちらの肩書きを使うのはマレキュールが初です!)

私自身もワクワクしながら「自分らしさ」を探求していこうと思いますので、皆さまこれからどうぞよろしくお願いいたします!